海外「日本の学校や職場では風邪で病院に行くよう言われる。家で休んでた方がよくない?」の声

日本生活

日本に語学留学中の外国人が、風邪や怪我に対する日本人の考え方について質問していました。

今、日本で日本語学校に通ってるんだけど、今日、日本での「風邪をひいた人」や「軽くケガをした人」に対する考え方が本当に理解できてないことに気づいた。これはうちの学校だけの話なのか、日本全体がそうなのかは分からない。日本で働いたこともないし、別の学校に行ったこともないからね。

俺の考えでは、風邪をひいたりちょっとした筋肉系のケガをしたりしたら、まずは家で様子を見る。たとえば昨日ホッケーをしてて背中を痛めて、夜あまり寝られなかった。でもたぶん明日には治ると思うし、今日は休んで回復を優先する。風邪をひいた時も同じで、学校を休んで寝たり、イブプロフェンを飲んで体調を整えたりする。

でも、うちの学校はこういう場合すぐに病院に行くよう求めてくる。正直、こんな小さな問題で病院に行くのは、むしろ面倒に感じる。だって医者に行っても特に何かしてもらえるわけじゃないし。もちろん、2〜3日経っても治らなかったら病院に行くけど、なぜ1日目から行くのが当たり前みたいな考えなんだろう?

しかも、「病院には行かない」と言うと、学校側が不満そうな顔をして、なんとか行かせようとしてくる。もしかしたら俺が何か見落としてるだけかもしれないけど、日本ではこう考えるのが普通なのか?誰かこの考え方について教えてほしい。

翻訳元:https://www.reddit.com/r/japanlife/comments/1id9a6p/japan_coldhurt_way_of_thinking/

この投稿に在日外国人からさまざまな反応が寄せられていました。

以下、在日外国人の反応を翻訳しました。

在日外国人の反応

世界の名無しさん

正直、ただの証拠作りだと思うわ。休む必要があるって証明するために、病院行って診断書をもらわなきゃいけないんだろうな。俺の職場も、診察の領収書を全部本社に送って、病欠扱いにしてもらうシステムだし、そうしないと有給になっちゃう。

 

世界の名無しさん

→大体そんな感じ。「休むほど深刻な状態なら、病院行くべき」って考え方なんだよな。そうじゃないなら、普通に仕事や学校行けってこと。まあ、完全に悪意があるわけじゃなくて、会社としては「ちゃんと必要な休みを取らせた」って証明しなきゃいけないんだよ。だから、有給休暇や残業管理がめっちゃ厳しいし、年1回の健康診断も会社負担でやってる。
厚労省に対して「この社員は高熱が出て、医者に診てもらって薬もらった。休むように指示されたから、3日間の病欠を与えました。うちの会社はブラックじゃありません!」って証明するためなんだよ。学生の場合も、適当に休んでるとビザ失効のリスクがある。例えば、理由もなく勝手に1日休んで、医者の診断書もなしってなると、自分がヤバいことになる可能性があるんだよ。学校側が診断書を求めるのは、自分を守るためでもあるし、学校のためでもある。

 

世界の名無しさん

投稿者 なるほどな。ってことは、有給の病欠があるからってこと?病欠が無給だった場合って、普通の休暇と何か違うの? 給料が出るか出ないかは別として、会社的には病欠でも休暇でも変わらなくね?

 

世界の名無しさん

俺の職場は、条件付きだけど病欠は無制限で有給扱いになる。ただ、それを使うには証明が必要。前に同僚が「無給の休暇を取るならクビになるぞ」って言われて、会社の決めた休暇制度の中でやりくりするように指導されてた。それぞれの職場で違うだろうけどね。もし証明がなかったら、病欠じゃなくて有給休暇から引かれることになるよ。

 

世界の名無しさん

単純に事務的な理由だよ。そう、証拠作り。文化とか感情とか、そういう話じゃない。

 

世界の名無しさん

まあ、西洋だと「この人、本当に病気なのか?」って疑う風潮があるからな。俺も長く日本にいるけど、これは単なる事務手続きの問題だよ。でも、受け取る側からすると、ちょっと嫌な感じに見えることもある。それに、風邪ひいたら普通は家で休むのがいいよな。病院行って周りにウイルス撒き散らすのは逆効果だし。でも、日本では「ルールが絶対」なんだよな。

 

世界の名無しさん

「ルールが絶対」ってのはマジでそう。あと、日本の学生ビザで入国して、授業をサボるやつが多いのも問題になってるから、学校側もちゃんと管理しなきゃならないんだよ。投稿者が嘘ついてるとかじゃなくて、「本当に病気なのか」って記録を残しておくのが大事ってこと。学生ビザなら、出席率80%以上が必須だったはず。欠席が多すぎると「ちゃんと勉強してない」とみなされて、ビザを取り消される可能性がある。だから、医者の診断書があれば、欠席の正当な理由になるってこと。

 

世界の名無しさん

問題は「休むこと」や「病院に行くこと」じゃないんだよ。問題なのは 「授業をサボること」 だ。語学学校は出席に厳しいから、学校側は 「とりあえず病院行って診断書もらえ」 って言ってるんだよ。自己判断で休むんじゃなくて、 「プロの診断を受けた」 って証拠を残しておけ、ってこと。

 

世界の名無しさん

たぶん、日本の考え方として 「学校や仕事を休むほどなら、医者に行くレベルのはず」 ってのがあるんだと思う。俺はその考えには共感しないけど、診断書もらっとくのは無駄じゃないよ。

 

管理人の考察

この投稿を通じて、日本の病気やケガに対する独特なアプローチが浮き彫りになりました。多くの外国人が感じる「風邪くらいで病院に行くの?」という疑問、実は日本の社会的背景に関係しています。日本では、学校や職場での出席や勤務態度がとても重要視されていて、それを証明するために医師の診断書が求められることが多いんですよね。

このような文化が生まれた背景には、日本の「ルールを守る文化」が影響しているとも言えるでしょう。休むべきならちゃんと証明して、ルール通りに処理をするという考え方です。これは一見面倒に感じるかもしれませんが、実は効率的でもあります。病院に行くことで、後々の問題を未然に防げるし、学校や会社側もそのプロセスを通じて「正当な理由」で休んでいることを証明できるからです。

興味深いのは、コメントでも指摘されているように、日本では「ルールを守る」という点が強調されるあまり、文化的な背景が薄れてしまうことがあるという点です。病気やケガの軽重に関係なく、まずは手続きを踏んで証拠を残す、という事務的なアプローチは、外国の文化にはあまり馴染みがない部分です。でも、これが日本では重要な「マナー」として根付いているというのは面白いところですね。

そして、最後に気になるのが「風邪をひいて病院に行くのが普通」という発想。この考え方は、他の国ではあまり一般的ではないかもしれません。風邪なんて自宅で休めばいい、と思う人が多い中で、日本では「病院に行くことで安心感を得る」文化があるようです。これは、医療機関に頼ることが悪いことではなく、むしろ自分や周囲に対する責任感からくる行動だと思いました!

ピックアップ英語コーナー

翻訳中に出てきた役に立つ英語表現を紹介します。

「有給」を英語で何というのでしょうか?

正解は「paid leave」です

それでは例文を見てみましょう。

「paid leave(有給休暇)」を使った例文 5つ

  1. I took three days of paid leave to go on a trip to Okinawa.
    (沖縄旅行に行くために、有給休暇を3日取った。)
  2. Employees are entitled to a certain number of paid leave days per year.
    (従業員には、年間で一定の日数の有給休暇が与えられる。)
  3. He used his paid leave to take care of his sick child.
    (彼は病気の子どもの世話をするために有給休暇を使った。)
  4. In some countries, paid leave for maternity and paternity is legally required.
    (国によっては、産休・育休の有給取得が法律で義務付けられている。)
  5. My company allows us to carry over unused paid leave to the next year.
    (私の会社では、未使用の有給休暇を翌年に繰り越せる。)

有給=paid leave でした!

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